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2024年12月礼拝案内

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  2024年12月 礼拝案内 (聖餐 せいさん 式は約1時間前後、 み 言葉の礼拝は約30分前後) ◎ 12月1 日(日)10時半      み言葉の礼拝  信徒の礼拝    礼拝後、 茶話会    ◎ 12月8日(日)10時半     み言葉の礼拝  信徒の礼拝 ◎ 12月15日(日)1 0時半   聖餐式 (せいさんしき )      平野一郎司祭 司式・説教    礼拝後、クリスマス聖歌練習、会食、 教会委員会 ◎ 12月22日(日)10時半       み言葉の礼拝  信徒の礼拝 ◎ 12月24日(火) 18 時  クリスマス・イブ   聖餐式 (せいさんしき )     司式・説教 小南 晃司祭    礼拝後、 祝会(会食) ◎ 12月25日(水) 10 時半  クリスマス(降誕日)   聖餐式 (せいさんしき )      司式・説教 小南 晃司祭    礼拝後、 祝会(弁当による会食) ◎ 12月29日(日)10時半       み言葉の礼拝  信徒の礼拝 どなたでもお越しになられます。 皆様のお越しをお待ちしています。

「死は本当に不幸なのか」「死の先にある天国に目を向ける」

  「死は本当に不幸なのか」   11月はキリスト教では「死者の月」と言われ、「死」「死者」ということを聞いた時には 「 私には死ぬという大切な仕事が残されている」 という作家の三浦綾子さんの言葉を思い出します。 その三浦綾子さんは「死」について、夫の光世さんと以下のような会話をしています。  ある時、光世さんが1枚のハガキを手に持って、綾子さんに「こんなうまい字を書く人間が……ばかなことを書いて来て、大した字だよ、これは」とぶつぶつ言ったそうです。綾子さんが「なあに?何が書いてあるの」と 訊 ( き ) くと、「これだけの知性のある、書家のような字を書きながら……。まあみてごらん」とそのハガキを手渡してくれました。 「これが不幸の手紙と言って東京から順に送られ、私の家に着いた死神です。 カナダの人が出したそうですが、 あなたがとめると不幸が訪れます。…○○さんが五年間とめて死にました 。66時間内に文章を変えずに出して下さい。私が(以下スタンプで幾字か消えている)ばかばかしいと思いますがお許し下さい 」という内容のはがきを見せました。 これがいわゆる「不幸の手紙」で、綾子さんはハガキを読んだ後に、光世さんに 「ね、 死が不幸だと思いこむということは問題 ね」 と言うと、夫は 「全くだ。死が不幸だと考えるこということに問題がある」 という返答に大きな喜びを感じたそうです。  三浦綾子さんは 「明治時代のキリスト信者は、死んだ時にも『 おめでとう』と言ったものだと伝え聞いている。死は天国への 凱旋 ( がいせん ) である。キリストに 在 ( あ ) る者には、死は必ずしも不幸ではない 筈 ( はず ) なのだ」 と語っています。 「死というものは真の幸せを開く鍵」   作曲家のモーツァルトは 「死についてまったく恐れてなかった」 と言われていて、そのことについて、彼は1787年の春、病に倒れた父レーオポルト 宛 ( あ ) ての手紙に次のように書いています。 「死は(厳密に考えますと)、僕たちの生の真の最終目的なのですから、僕は数年 この方、この、人間にとって真実で最上の友と非常に親しくなっています。ですから、死の姿は恐ろしいものであるどころか、むしろ心を安らかにし、慰めてくれるものなのです!そして...