「新型コロナウイルス対策」第3信(特別対応期間延長)、主にある兄弟姉妹の皆様へ


日本聖公会神戸教区

各教会・伝道所の皆さまへ



「新型コロナウイルス対策」3信(特別対応期間延長)





                        2020年3月21日

                 神戸教区主教 オーガスチン小林尚明



 主の平和をお祈りいたします。

 3月10日付「新型コロナウイルス感染症防止対策」改訂版をお配りして、今回の特別対応の期間を3月24日までと定めていました。

 その後、教区災害対策室を立ち上げ、情報の収集、対応策の検討をして参りました。また3月15日(日)の午後には、教区事務所に神戸伝道区の教役者に集まっていただき、それぞれの置かれている状況の分かち合いをいたしました。また19日(木)には、神戸昇天教会で、対策室長の瀬山会治司祭、主教座聖堂参事長の柳本博人司祭、神戸伝区長の藤井尚人司祭からも情報、意見をお聞きしました。

そして、以下のことを常置委員会の承認を得ましたので、みなさんにお伝えします。



1.    今回のコロナウイルスへの特別対応の期間を4月4日(土)まで延長する。



2.    神戸市・明石市・姫路市の各教会・伝道所は、感染に充分注意したうえで、4月5日(日)の主日礼拝再開に向けて準備する。但し、状況が大きく悪化するようであれば、再検討する。





3.   神戸市・明石市・姫路市以外の各教会・伝道所

3月10日付の主教教書と同様の対応をお願いします。



4.    主日礼拝の陪餐については、各教会でその教会にふさわしいやり方を採用してください。



5.    教役者のみなさんへ

礼拝や集会を自粛中の信徒の方々に牧会的な配慮をお願いします。



                                      以上



尊い命を失われた方の魂の平安、大切な方を失った人への慰め、感染した方の回復と感染の収束、感染防止に努める方への神様の祝福について、皆さんと共にお祈りしましょう。



主にある兄弟姉妹の皆様へ

 2020年3月21日

                神戸教区主教 オーガスチン 小林尚明



主の平和がありますように。

今回のコロナウイルス感染拡大によって、神戸伝道区の多くの皆様には自宅での主日礼拝をお願いしています。また神戸伝道区以外の方でも、ご自身の体調により教会での主日礼拝を自粛されておられる方もあります。一日も早く感染拡大が止まり、安心して主日礼拝が守れる時が来ることを祈っています。

 そうした中で複数の方から、ご自宅での主日礼拝の守り方について、問い合わせがありました。以下に主日の特祷、聖書箇所を記しておきますので、ご自由にお用いください。またお祈りの最後に主の祈りを唱え、コロナウイルス被害のお祈りも自由にお祈りください。

 また教会に来て祈りたいという方は、それも許されていることをお伝えいたします。牧師に自宅まで来て祈ってほしいという方も、ご遠慮なく牧師までお申し付けください。

 私たちは今、大斎節を過しています。十字架に向かわれる主イエスを見つめ、復活の主を目指して歩みたいと思います。

 主の恵みが皆様の上に豊かにありますように祈ります。



大斎節第4主日(3月22日)特祷

恵み深い父なる神よ、み子は、すべての人のまことの命のパンとなるために、天からこの世に降られました。どうかこの命のパンによってわたしたちを養い、常に主がわたしたちのうちに生き、わたしたちが主のうちに生きられるようにしてください。父と聖霊とともに一体であって世々に生き支配しておられる主イエス・キリストによってお願いいたします。アーメ

旧約聖書:サムエル 上16:1-13、使徒書:エフェソ5:8-14

福音書:ヨハネ伝 9:1-13,28-38



大斎節第5主日(3月29日)特祷

全能の神よ、み子イエス・キリストは大祭司として来られ、その血をもって至聖所に入り、ただひとたび永遠の贖いを全うされました。どうかご自身を神に献げたキリストの血によって、わたしたちの良心を死に至る行いから清め、あなたに仕えさせてください。主イエス・キリストによってお願いいたします。アーメ

 旧約聖書:エゼキエル 37:1-3、11-14 使徒書:ローマ6:16-23

 福音書:ヨハネ伝 11:17-44



*新型コロナウイルス被害の為の祈り

「世にある人、世を去った人の主なる神よ、新型コロナウイルスによって命を失った人々のために祈ります。どうか彼らがすべての重荷から解放され、あなたの御手の中で安らかに憩うことができますように。家族を失った人々に主の慰めが与えられますようにお願いいたします。

またこの感染症によって苦しみ、不安の中にある人々を覚えて祈ります。どうかみ恵みによって、その体と心を強め病に打ち勝たせてください。そして、感染拡大が止まり、治療方法が一日も早く見つかりますように。主イエス・キリストによってお願いいたします。アーメン」


コメント

このブログの人気の投稿

2024年3月 礼拝案内

「最も必要とされているものは何か」 「主なる神様こそ希望」

2022年12月 礼拝案内